うちの夫は台湾人です。
高校を出て、2年間の兵役を済ませて(最近は1年間となったようですが)、
日本へ留学生としてやってきました。
日本人学校へ通ったあと、大学へ進み、そのまま就職して・・今に至ります。
台湾は複雑な歴史を持つ国です。
夫は、北京語と台湾語を操ります。
彼は人生の半分を日本で過ごしていますし、そもそも同じアジア人ですので、
それほど大きくずれることはないですが、やっぱり「なんでそう思うわけ?!」
とか、「そこで何故そうする?!」といったことは日常的にあります。
でも、そんなことは、同じ日本人でも、生まれた家や地域が違えば、多々あり
ますよね。お雑煮の味付けとか、食事の作法から始まって、もろもろに至って。
そういうことと比較すると、国が違うということは、同じ日本人同士より
『違って当たり前』という域にたってお互いやその家を見ることができるので、
逆に違いを重大視せずに日々を過ごせるものです。
けれど、そうは言っても、季節行事や冠婚葬祭においては、どうにも驚くこと
ばかり。
私たちの結婚式もそうだった!夫の祖父母を見送るお葬式もそうだった!
子育て事情もそうであり、お正月の過ごし方もそう!
(子育て事情ということでは、夫のお母さんがお嫁さんの産後を世話する風習と
やらにはまいりました。ココだけの話、私を産後ウツへ落とし入れた一番の要因
だと思っています--)
これぞまさしく、カルチャーショック。
しかし、何事も楽しむ姿勢が大切だからと納得させている自分。
こんな感じの我が家でケンカになるとき、それは、言葉の行き違いがきっかけである
ことが多いです。
夫は日本語が上手ですが(文法的には完璧と言ってもいい)、言葉そのものの使い方
とか、言葉の語尾にこめる思いに、日本人のそれと微妙な違いがあり、そのせいで勘
違いが生まれることがあります。
「そんな日本語じゃわからないよ!」「主語があいまいでわからなかった!」という
ことで揉め、怒った夫はなぜか敬語で応酬(とても怖い・・)。
そのたびに、うーん・・と考えます。
これは母国語(言語)の違いによる、「言葉の壁」というものなのでしょうか。どう
にも乗り越えられない問題なのでしょうか。
先月、旧正月で台湾に帰省しました。
もうすぐ4才になる娘と私の中国語は同じレベル。
言語の違いを認識し始めた今年の娘。彼女にとっては3度目の帰省となりましたが、
あちらでどんな反応をするものかなあと興味深く見守ってみることにしました。
....................................................................................................................
次回
「言語の違い」シリーズ その2 につづく